2001年産募集リスト分析 Page 2
最終更新日 2003.08.14
ここでは2001年産駒の募集リストを統計的に分析します。
なお、データは2003年6月14日時点での「2001年産募集馬リストデータベース」の情報に基づいており、追加募集馬・募集中止馬などが完全には反映されていない可能性があることをご了解願います。
募集価格分布 (全クラブ)
1.プレミア型
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まずは5000万円以上の馬の占有率が10%を越える、プレミア型クラブについて。
そもそも5000万円を越えるような馬は、父母の血統が良いとか、兄弟が走っているからという理由で価格決定されています。馬体の良し悪しというのは、価格形成の材料としては先の理由より小さなものです。つまりその価格の大半はプレミア(期待料)ということです。ただ実際に、この価格帯の馬でよく走る馬がたまに出るので、ハイリスク・ハイリターンを承知の上、出資することになります。
クラブ側にとってみても、プレミア馬は目玉商品となります。既会員に対して購買意欲を掻き立てるだけでなく、新規会員を引きつけるという意味で二重の効果が狙えます。また、確認は取れませんが、クラブにとって利益の大きく出る商品でもあるでしょう。(売れ残ると大変ですが)
プレミア型のクラブは、大仕事をしそうな馬に一か八かで出資してみたいという方にふさわしいクラブかもしれません。そもそも一口馬主では収支は期待できないので、それなら大きな夢を見ようというタイプです。ただ出資した馬が走らなかった場合のダメージは相当なものなので、ご注意を。しかしそれにしても、ロードの値付け設定には作為的なもの(高馬を買わそうとする)が感じられてなりません。
2.低価格型
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次に低価格型について見てみましょう。
これは先ほどのプレミア型と比較して、完全にコンセプトが違うとしか言いようがありません。とにかく安い馬を見つけてきて会員に提供しようとしています。(頑張って安い馬を集めてきているのか、それとも安い馬しか調達できなかったのか定かではないですが)
低価格型は、収支を重視しコツコツ楽しみたい方に向くクラブかもしれません。2勝すれば採算ラインに乗ってきます。プレミア型の場合は、大物であれと願いながら出資するのに対し、低価格型では大物だったらラッキーというようなスタンスですかね。注意事項としては、プレミア型で高馬は数頭レベルの募集であるのに対し、低価格型の安馬は多数募集されます。そのうちのどの馬に出資するかの選択は難しいものになります。
3.標準型
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次は、標準型。これまでの2つの型の中間のような分布を示しているクラブを標準型としました。
標準型の良いところは、価格に対する選択の幅が広いということです。ただ基本的には安い馬で構成されているようですね。
4.少頭数型
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最後に少頭数型。募集頭数が10頭以下と少なく、もはや分布を議論する規模でないクラブです。
あえて分類すると、エプソムは標準型、ユーワはプレミア型でしょうか。
総括
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これまでクラブを募集リストの価格分布により大きく3つの型に分類して見てきました。ただプレミア型クラブといえども安い馬を募集していたり、低価格型クラブでも目玉となる馬がいたりします。よって、特徴が綺麗に分かれるわけではなく、クラブが目指そうとしてるものを区別していると思って下さい。またこの分析は2001年産のリストにて行っており、将来にわたってクラブの傾向が同じものであるとは限りません。
各クラブがどんな価格の馬を募集しているのかは分かりましたが、実際にはどの価格帯の馬が活躍しているのでしょうか?。
「Classics 2003」の総括 5.項で、ランクイン馬と10000ポイント獲得馬の頭数を示しておりましたが、それらと実際の募集頭数との割合を算出してみました。ここでいうランクイン馬とはオープン馬もしくは1000万クラスの馬で、10000ポイント獲得馬というのは獲得賞金が募集金額を上回った馬に相当します。
(注) Classics2003 のポイントは2000年産の募集馬によるものです。よって、本来は2000年産の募集価格分布データが必要になるのですが、手元にないため2001年産のデータで代用し比率を出しています。
結果は、デビュー1年で2勝できるレベルの馬は、4000万円以上の価格帯の馬からよく出ています。2000万円台の馬も頭数が多く出ていますが、その価格帯の募集頭数も多いため、比率にすると振るいません。
一方10000ポイント獲得馬になると、今度は2000万円台の馬が優秀です。基本的に1000万円台の馬は、どちらの指標でも率的にいうとイマイチのようです。
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