1. Classics

Classics 2003 総括

最終更新日 2003.07.03

Classics2003 はネオユニヴァースの完全優勝で終了しましたが、ここでもう一度振り返ってみましょう。

(参考)  classics2003 の最終リストはこちら   Classics2003 のルールはこちら

1. ポイント順と獲得賞金順 TOP10

ポイント順 TOP10獲得賞金順 TOP10
No. 馬名クラブポイ
ント
獲得
賞金
1ネオユニヴァース社台サラブレッドクラブ 社台6321044247万
2メイプルロードターファイトクラブ ターフ498774489万
3マイネルモルゲンラフィアンターフマンズクラブ ラフィ418839633万
4ウインクリューガーウインレーシングクラブ ウイン4025715297万
5マイネヌーヴェルラフィアンターフマンズクラブ ラフィ402306436万
6ブルーコンコルド荻伏オーナーズ 荻伏299307183万
7クラフトワークサンデーサラブレッドクラブ サンデ277814445万
8ザッツザプレンティ社台サラブレッドクラブ 社台261868903万
9マイネラベンダーラフィアンターフマンズクラブ ラフィ232621861万
10マイネサマンサラフィアンターフマンズクラブ ラフィ231123235万
No. 馬名クラブ獲得
賞金
ポイ
ント
1ネオユニヴァース社台サラブレッドクラブ 社台44247万63210
2ウインクリューガーウインレーシングクラブ ウイン15297万40257
3マイネルモルゲンラフィアンターフマンズクラブ ラフィ9633万41883
4ザッツザプレンティ社台サラブレッドクラブ 社台8903万26186
5ブルーコンコルド荻伏オーナーズ 荻伏7183万29930
6シルクブラボーシルクホースクラブ シルク6444万21481
7マイネヌーヴェルラフィアンターフマンズクラブ ラフィ6436万40230
8タイムウィルテルサンデーサラブレッドクラブ サンデ4694万19561
9メイプルロードターファイトクラブ ターフ4489万49877
10クラフトワークサンデーサラブレッドクラブ サンデ4445万27781
ネオユニヴァースは文句なく両評価でトップ。ラフィアン馬は純粋な賞金評価になるとランクを下げますね。

2. クラブ別ランクイン頭数

ランクイン頭数リスト 10000ポイント以上獲得頭数リスト
クラブ頭数比率
サンデーサラブレッドクラブ サンデーサラブレッドクラブ10 頭22 %
ラフィアンターフマンズクラブ ラフィアンターフマンズクラブ10 頭22 %
社台サラブレッドクラブ 社台サラブレッドクラブ8 頭17 %
シルクホースクラブ シルクホースクラブ4 頭 8 %
ウインレーシングクラブ ウインレーシングクラブ3 頭 6 %
キャロットクラブ キャロットクラブ2 頭 4 %
サウスニアレースホースクラブ サウスニアレースホースクラブ2 頭 4 %
ターファイトクラブ ターファイトクラブ2 頭 4 %
荻伏オーナーズ 荻伏オーナーズ1 頭 2 %
大樹レーシングクラブ 大樹レーシングクラブ1 頭 2 %
友駿ホースクラブ 友駿ホースクラブ1 頭 2 %
ロードサラブレッドオーナーズ ロードサラブレッドオーナーズ1 頭 2 %
エプソム愛馬会 エプソム愛馬会0 頭 0 %
グリーンファーム グリーンファーム0 頭 0 %
クローバークラブ クローバークラブ0 頭 0 %
JOYサラブレッドクラブ JOYサラブレッドクラブ0 頭 0 %
ユニオンオーナーズクラブ ユニオンオーナーズクラブ0 頭 0 %
ユーワホースクラブ ユーワホースクラブ0 頭 0 %
ローレルクラブ ローレルクラブ0 頭 0 %
合計45 頭100 %
クラブ頭数比率
ラフィアンターフマンズクラブ ラフィアンターフマンズクラブ9 頭34 %
サンデーサラブレッドクラブ サンデーサラブレッドクラブ5 頭19 %
シルクホースクラブ シルクホースクラブ3 頭11 %
ウインレーシングクラブ ウインレーシングクラブ2 頭 7 %
社台サラブレッドクラブ 社台サラブレッドクラブ2 頭 7 %
荻伏オーナーズ 荻伏オーナーズ1 頭 3 %
キャロットクラブ キャロットクラブ1 頭 3 %
ターファイトクラブ ターファイトクラブ1 頭 3 %
友駿ホースクラブ 友駿ホースクラブ1 頭 3 %
ロードサラブレッドオーナーズ ロードサラブレッドオーナーズ1 頭 3 %
エプソム愛馬会 エプソム愛馬会0 頭 0 %
グリーンファーム グリーンファーム0 頭 0 %
クローバークラブ クローバークラブ0 頭 0 %
サウスニアレースホースクラブ サウスニアレースホースクラブ0 頭 0 %
JOYサラブレッドクラブ JOYサラブレッドクラブ0 頭 0 %
大樹レーシングクラブ 大樹レーシングクラブ0 頭 0 %
ユニオンオーナーズクラブ ユニオンオーナーズクラブ0 頭 0 %
ユーワホースクラブ ユーワホースクラブ0 頭 0 %
ローレルクラブ ローレルクラブ0 頭 0 %
合計26 頭100 %
 最終時(2003/6/15)のランクイン条件を満たした馬は全部で45頭。このうちの6割以上を上位3クラブで占めてしまいます。思っている以上にクラブの力の差が現れた状況です。
 2000年産募集馬が全部で何頭いたのか分かりませんが、2001年産と同程度の約700頭だったとすると、6%強つまり16頭に1頭しかここまで進めていないことになります。もちろん競争生活は3歳夏以降もまだまだ続くわけですが、クラシックを楽しめる馬は実に少ないということが分かります。

 次に10000ポイント以上を獲得した頭数のリスト(右側)も作ってみました。10000ポイントというのは獲得賞金が募集金額に一致した数値なので、1つの目安となります。こちらで注目したいのは社台サラブレッドクラブです。ランクインには8頭送り込んでいるのに、10000ポイントを超えたのはわずかに2頭。募集金額が高いので、例え走る馬だったとしても、資金を回収するのは大変そうです。しかし走った1頭はネオユニヴァースですが。

 良い成績を出していると言えるのは、ラフィアンとサンデーサラブレッドです。ただしこの両クラブは募集頭数も多いので、募集馬の中から当たり馬を探すのは簡単じゃないでしょうね。とくにラフィアンにおいては、血統面から当たり馬を探すのは至難だと思います(個人的意見ですが)。

3. 種牡馬別ランクイン頭数

種牡馬頭数比率平均ポイント
サンデーサイレンス9 頭20 %10966
ブライアンズタイム4 頭 8 %18343
エンドスウィープ2 頭 4 %12206
コジーン2 頭 4 %14640
ティンバーカントリー2 頭 4 %11423
ディアブロ2 頭 4 %19512
バブルガムフェロー2 頭 4 %15389
フサイチコンコルド2 頭 4 %21726
合計25 頭  
 2頭以上をランクインさせた種牡馬のリストです。比率はランクイン全45頭に対してで計算しています。平均ポイントについてはランクイン馬の中での種牡馬別平均ポイントです。ランクインに関わらず全クラブ馬を対象として種牡馬別平均ポイントが計算できれば良いのですが、さすがにそこまで調べられません。。。

 やはり頭数ベースではサンデーサイレンスが抜群の成績です。次にブライアンズタイムが来るというのも肯ける結果。2頭を送り込んだ中で意外なのはバブルガムフェロー、ディアブロといったところでしょうか。ダンスインザダークが一頭のみ、フジキセキが一頭も送り込んでいないというのも意外ですが。

 賞金ベースで見ると、この8頭はいずれも10000ポイントを超えており、優秀と言えます。なかでもフサイチコンコルド、ディアブロ、ブライアンズタイムが高ポイントを出しています。一つ注意しておかないといけないのはサンデーサイレンス。ネオユニヴァースがただ1頭走ったとも言え、ネオを抜いた残りの8頭の平均ポイントは4435ポイントにしか過ぎません。高額募集となってしまうサンデーサイレンス産駒はやはりリスキーと言えますね。

4. 牡馬 vs 牝馬

頭数比率平均ポイント
牡馬35 頭77 %15026
牝馬10 頭22 %20212
合計45 頭100 % 
 次に性別による差を見てみましょう。平均ポイントを見ると牝馬の方が成績良いようです。やはり牝馬の方が募集価格が安いことが影響しているようです。

 ランクイン頭数については、これだけではよくわかりません。2000年産のデータが手元にないので2001年産の募集馬データで代用しますが、募集頭数716頭のうち牡馬・セン馬が392頭、牝馬が何324頭となっています(7月2日調べ)。この数字を元に計算すると、牡馬のランクイン率は8.9%、牝馬のランクイン率は3.1%となります。こちらの数字は牡馬の方が有利になっていますね。

5. 募集価格分析

ランクイン全馬 10000ポイント以上獲得馬
募集価格頭数 比率 募集価格頭数 比率 
5000万以上5 頭11.1% 5000万以上1 頭3.8% 
5000万以下4 頭8.9% 5000万以下0 頭0.0% 
4500万以下1 頭2.2% 4500万以下0 頭0.0% 
4000万以下2 頭4.4% 4000万以下1 頭3.8% 
3500万以下2 頭4.4% 3500万以下1 頭3.8% 
3000万以下6 頭13.3% 3000万以下3 頭11.5% 
2500万以下8 頭17.8% 2500万以下4 頭15.4% 
2000万以下9 頭20.0% 2000万以下9 頭34.6% 
1500万以下6 頭13.3% 1500万以下5 頭19.2% 
1000万以下2 頭4.4% 1000万以下2 頭7.7% 
合計45頭100% 合計26頭100% 
 最後はランクインした馬の募集価格について調べてみます。左側のランクイン全馬の表にも現れていますが、右側の10000ポイント以上獲得馬の表を見ると顕著に傾向が出ています。一番成績良いのは1500〜2000万の募集価格の馬。さらに前後500万円の価格帯を含めると、実に70%の馬がこの価格帯に入ってしまいます。

 結局、高額馬はそれなりに走るかもしれませんが、資金回収という意味では効率が良くないということです。2勝以上しそうな高額馬より、1勝+α の成績の2000万円馬の方がお得かもしれません。ただこのデータはあくまでも3歳夏までのデータですので、古馬になって高額馬が盛り返してくるかもしれませんし、2000万円馬がさらに突き放すかもしれません。

 以上5つの観点からClassics2003を分析してきました。いかがだったでしょうか。思っていたのと違う結果だと感じられた方も多いのでは。

 単に獲得賞金を競うPOG等では、募集価格を気にする必要はありませんが、実際に一口馬主として投資を行う際には十分考慮する必要があります。いくら走りそうな血統・馬体の馬でも高額馬はかなりのリスクを伴います。2000万円クラスのお手頃な馬の方が、収支的にはうまくいく可能性が高いわけです。ただしこの価格帯は募集頭数も最も多い激戦地区となっているわけですが。どんな馬を選択した方が良いのかはまた別の機会に考察してみたいと思います。

 Classics2003はレース展開的にはメイプルロードの大逃げといった感じでスタートしたわけですが、ネオユニヴァースがきっちり差し切る結末となりました。途中ではマイネヌーヴェル・ウインクリューガー・マイネルモルゲン等にもチャンスがあるように見受けられましたが、抜け出すことは出来ませんでした。
 ’03−’04のクラシックロードは既にスタートを切っています。どんな結果になるんでしょうね。

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